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— サービスのデザイン設計からコーディングまでを全て1人で担当

ヤフージャパンの子会社であるワードリーフ社に出向し、ニュースサイト「THE PAGE」のUIデザイナーとして、Webサイトの設計・デザイン・コーディングを担当しています。 チーム全体は10数名いますが、デザイナーは僕1人、且つ、全て内製なのでクリエイティブに関わる部分は全て担当していることになります。 全体目標のKPIの他に個別KPI指標をおき、KPIを達成するためにどのようなクリエイティブに落とし込むか、という設計に多くの時間を費やしています。 今は回遊率やソーシャル上でのシェア数を追っています。

— UXデザインはチーム全員が考えるものである

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ユーザーに より多く利用してもらうための改善施策は全員で考えています。 あるKPIを達成するために、編集の立場からみるとこう、デザインの立場から見るとこう、と各分野のプロフェッショナルがそのKPIを達成するべく施策を考え提案し、ディスカッションを進めることが多いですね。 UXデザインとは、あくまでユーザー体験を向上させるための考え方に過ぎないので、エンジニアの方が「コンマ1秒早くするために」みたいなものもUXデザインですし、 逆にビジュアルの方から体感速度を0.1秒上げるというのもそうでしょう。 いろんなアプローチを包括的に考えられることが求められていると考えると、最終的にUXデザインは皆が考えるものですし、担当する人は数多くいていいものだと思っています。

— UI最適化の法則は、Nonストレスの演出

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僕らのサービスの主役は「記事」です。話題性の高い記事があれば自然とサービスへのアクセス数が増えるのですが、運営側としては記事に依存することなくアクセス数を延ばす手段を考えたい。 そこで、ユーザーにとってはいい記事に早く辿り着ける導線の確保として使えるメリットがあり、運営側にとってはユーザーに直接アプローチができるFacebookページとの連動に力を入れ始めました。 具体的には「THE PAGE」のFacebookページへのフォローを促進するために、サイトの下に比較的大きな表示でFacebookページがフォローできるバナーを表示しました。 同様のバナーと比較すると大きな表示になるのですが、どのようなデザインであればFacebookユーザーがストレスを感じないかを調査した上で最適化したデザインです。 さらに、最適化を深めるために、表示する対象にも一定の制限をかけたり、ノイズになるものはできるだけ削除するなども徹底しています。
「ユーザーにストレスがない状態」と「運営側の目的の実現」を両立させるUIデザインを「最適化されたUIデザイン」だと考えています。

— 数%のユーザーに刺さるデザインが「みんなが幸せになれるデザイン」をつくる素

UIデザインを最適化するためには、サービスとユーザーの特性を細かく分析した上で、数%ごとのユーザー特性を把握する必要があります。 「最後まで読んでいるのか」「どれぐらいのスピードで読んでいるのか」「どういうユーザーが離脱してしまうのか」「どういうタイミングで次に記事や広告のアジャストをするのが快適なのか」など、 次の施策の仕込みも含めると計測している数値は無数にありますね。 サービスの特性上、コンテンツが主役なので、ユーザーテストよりABテストを繰り返して判断することが多く、良ければ継続、ダメなら変更という進め方でPDCAを回しています。 実際には上記施策でバナーが表示されるのは全ユーザーのうちの数%なので、その数%のユーザーに対する施策をどれだけ実施できるかが、みんなが幸せになれるデザインをつくれるかのポイントですね。

— 自分が最高のユーザーになることから全てが始まる

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みんなが幸せになるデザインをつくるために、自分が幸せだと感じるデザインをいつも探しています。
競合サービスだけではなく、Webもアプリも目に止まったものは全て試しますね。大事にしているのは、「ユーザーとして使ってみる」ということ。 やはり生活の中に入れて自分ごととして体験をしないと、そのサービスの良し悪しの本質は見えてきません。 今週はこのアプリを使おうと決め、毎日ウォッチするようにiPhoneのフッターに入れてその期間内はひたすら触り続けます。 体験する時間と検証する時間を分け、じっくりと自らの血肉にしていくのも宇野流のコツ。 「自分が幸せだと感じるデザインを探し、たくさんのサービスを使い込む」。 最高のユーザーになるということは、サービスを最も使いこんでいるユーザーになるということです。

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編集後記

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「いいUIの基準は、辿り着きたい情報に対してストレスなく辿りつけること」、「使いやすいかどうかさえも考えていない、気付いたら使っていましたという理想の状態をデザインする」と、 宇野氏の経験から紡ぎだされるひとつひとつのUI論に説得力を感じた。 根っからのミーハー体質だという宇野氏は、UIデザインを見ながら3杯ご飯が食べられるというほどUIデザインに心奪われるようだ。まさに最高のユーザーを体現している人だった。

取材・撮影・文/鳴釜優子

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