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— ミッションは、サービスをグロースハックさせるKPI改善

現在、複数のサービスのプロダクトオーナーをしながら、全社を横断的してのサービスづくりや組織づくりに携わっています。 プロダクトオーナーとしてKPI改善を行いながら、UIやUXというキーワードにまつわるミーティングに呼ばれ、レビュアーとしてコミットしています。 昨年は、ゲームサービスのKPI改善のためにディレクターやデザイナーがDBを叩かずともすぐに数字が見れるKPIツールを作ってましたね。 何でも屋さんみたいな立ち位置で仕事をしています。

— 数字とユーザーに素直であることが成功要素

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今僕たちは、AARRR(アーモデル)ベースに、リーンスタートアップでとにかくPDCAを早く回すことを重視して改善を進めています。
いわゆるABテストのような定量的なテストを活用し、数字ファーストで改善サイクルを回すパターンと、ユーザーテストでヒアリングをした結果の改善サイクルを回すパターンと両方あります。 少しでもリスクを減らすために、改善をグルグルグルグル回していくというのが基本的な考え方です。
様々なプロジェクトで改善を進める中で、既存のノウハウが意外と役に立たなかったりすることも多く見てきました。 今までだったらこういうボタンにしてこういう風に仕上げれば数字が上がる、という経験値を試してみてもうまくいかない。 世の中の状況は常に変化しているので、過去の経験より、現状をちゃんと分析できるかどうかが大事だと思います。 自らの成功体験を捨てて変化している環境を分析し、PDCAをとにかくスピーディーに回している人は年齢・経験に関係なく成功していますね。
数字とユーザーの声をサービスに落とし込んでいくためには、数字に素直な人であり、人に素直な人でなければいけません。

— 日々のサービスの状況をきちんと見ているかが分かれ道

普段から自身のサービスのKPIを把握・理解しているか。病気と一緒だと思うんです。 普段からちゃんと医者にかかっているとどの辺が悪いのかの検討はすぐにつくと思いますが、医者に行かない人がいきなり重い病気になっても すぐに病名や原因が特定できるかというとそう簡単にはいかない場合もある。 自分たちのサービスも、日々アクセス状況をウォッチしてモニタリングしているからこそ、適切な状況把握ができるわけです。

— ボーダレスになった職種の壁を超えるのは、相互理解とスピード対応力

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ディレクター・デザイナー・エンジニアの仕事はどんどんボーダレスになってきたと考えています。 パワポで資料を作るより、モックを作って動くもの・触れるものを見て話した方が圧倒的に早いですよね。 良いユーザー体験を作るために、大きく作らず、短時間で小さくたくさん改善を重ねています。
いいUXの改善例の話をすると、あるスマホアプリを起動してからロードするまでに時間がかかることがストレスであると指摘を受けたことがありました。 そこで、起動時に表示させるアプリのロゴの表示時間を1秒ほど変更したところ、まわりから「ロードが速くなった」と言われたのです。 人間は1秒の差を認知できないのですが、システム的にいうと1秒の余裕はとても大きく、その分多くのファイル読み込みができます。 実は1秒表示開始が遅くなったのですが、ユーザーからはストレスの指摘を受けなくなったのです。

— KPI最適化がユーザーに届けた笑顔を守り続ける術である

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ユーザー参加型メディアサービスを運営していた頃、ユーザーが増えることは嬉しかったのですが、アクセスが増えればサーバへの負荷が増え、 結果としてコストがかかり、バナー等の広告を出してお金を稼ぐ必要があります。ユーザーからすると気持ちよいと思わないかもしれないが、事業としては必要である。 UIデザイン担当者であれば、ユーザーにとっての不利益を排除する砦として、事業側の要望であってもユーザーにとって不利益と思える事柄に「NO!」と強く言える頑固さがあってもいいくらいだと僕は思っています。 しかしプロダクトオーナーとしての数値責任も持っている場合は、ユーザーと事業の双方のHappyを実現するバランス力が求められます。 ユーザーに笑顔を届けるサービスをつくる、その笑顔を守り続けるために事業を継続するべくKPIを最適化する、それが僕の仕事です。

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編集後記

yn

現場感が鈍らないよう新しいプロダクト・技術は常にウォッチしているという稲守氏の腕にはmoto360、手元には当日発売のGalaxy Note Edgeがあった。 情報収集のひとつとして、1次ソースにあたる勉強会やカンファレンスにできるだけ顔を出して空気感を体感する、とこだわりを話す稲守氏はとても楽しそうだった。 仕事だからそうしている、という雰囲気は一切感じない。
いろんなチームや部署、社内だけでなく社外の人からの様々な相談にも応え、どんな仕事でも断らず成果思考で仕事をしてきた姿勢・結果が、「何でも屋さん」としての稲守氏を築き上げたのだと感じた。

取材・撮影・文/鳴釜優子

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