第2期 第5回 分散システムのリテラシー

2016/08/26(金)18:45 〜 20:45 開催
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イベント内容

ブロックチェーン講義

第2期 第5回 分散システムのリテラシー

講師: 斉藤 賢爾 (慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員, ブロックチェーンハブ CSO)


内容(予定)

本講義は3/25の第1期 第5回の内容とほぼ同じですが、第2期は第1期よりも参加型の講義を志向します。


2008年、匿名の開発者サトシ・ナカモトにより、デジタル通貨システム「ビットコイン」を実現するための分散タイムスタンプサーバ技術として提案されたブロックチェーンは、今やデジタル通貨のみならず、契約や企業の自動経営まで、新たな社会基盤としての様々な応用可能性が取り沙汰されています。


ブロックチェーンハブでは、様々に注目されているブロックチェーンの技術的特性や、その背景、応用可能性などを、専門家による講義により深掘りし、この新しい技術とビジネスの領域について、広く知識を共有していくことを狙う連続講義を行ってきました。その経験を活かして、新たな連続講義シリーズを開講しました。


その第5回は、ブロックチェーンの可能性と限界を考える上で基礎となる、分散システムの基本的性質についての解説です。CAP定理、FLP不可能性といった基本原理から、ビザンチン将軍問題、様々な障害モデル、CUP (未知の参加者とのコンセンサス)、そして P2P 特有の問題であるオークション問題やエクリプス攻撃まで、分散システムではどのような条件のとき何ができて、何ができないのか、ブロックチェーンに関する安易なセールストークにも騙されないリテラシーを身につけます。

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