匠の夏まつり2016 ビジネスをアジャイルする匠Method

2016/09/14(水)15:00 〜 19:00 開催
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イベント内容

匠の夏まつり

概要

  • 14:30〜 受付開始
  • [15:00〜15:45] 日本でDevOps をロケットスタートする方法 (45分)
  • [15:45〜16:05] ビジネス価値創造をエンジニアリングする匠Methodの今、そして未来 (20分)
  • [16:05〜16:25] 価値創造ループによるシステム構築の世界 (20分)
  • [16:25〜16:35] 休憩 (10分)
  • [16:35〜17:55] 事例ローテーション (80分)
  • [17:55〜18:05] 休憩 (10分)
  • [18:05〜18:50] パネルディスカッション (45分)
  • [18:50〜19:00] 匠BusinessPlace サービス紹介 (10分)

終了後:懇親会

懇親会の参加申込はこちら

お願い

ご来場時にお名刺を一枚頂戴します。 ご用意をお願します。

匠Methodとは

匠Methodは、要求開発方法論をベースとし、「ビジネススピード」と「未来志向」という2つの観点で洗練化した方法論です。ビジネスとITを融合させて企画・開発を素早く進めるという、これからのビジネスに欠かせない手法となります。

受付開始 (14:30~)

1. 日本でDevOps をロケットスタートする方法 (15:00〜15:45)

登壇者

概要

近年DevOps のトピックがホットになっています。日本の企業文化の中でどうすれば、 良いスタートを切ることができるでしょうか? 本公演では、日本においても、DevOps を導入してビジネスバリューを出すための、 具体的な進め方からポイントまでご説明させていただきます。

プロフィール

Microsoft 牛尾剛

米マイクロソフト シニアテクニカルエバンジェリスト - DevOps

牛尾さんの写真

米マイクロソフトのDevOpsワーキンググループ所属。大手SIerを経てアジャイルやDevOpsの実践者/コンサルタントとして15年以上のキャリアを誇る。 国内だけでなく、Agile Conference等の国際カンファレンスでの講演も多数。VietnamのDevDay 2015では2nd Speaker prizeを受賞

2. ビジネス価値創造をエンジニアリングする匠Methodの今、そして未来 (15:45〜16:05)

登壇者

概要

匠Methodは「新たなビジネスを描き、見える化し、作り上げる」というサイクルを、道に迷わず最速に回すためのシンプルで本格的な手法です。

ここでは、匠Methodがなぜそれが可能なのかについて匠Methodの生みの親が最速で語ります。

また、後半では永田氏と進めている未来に向けた匠Methodの取り組みについても話します。

紹介

ソニー株式会社 永田 敦

永田さんの写真

IP&S 品質保証部門 システムクオリティ部 品質エンジニアリングマネージャ

  • 業務用システムおよび製品の品質保証、特にソフトウェア品質の改善に従事
  • アジャイル開発の品質改善
  • アジャイルの流派 EVO : Tom Gilbに師事
  • アジャイル関係の手法: アジャイルインスペクション、アジャイルRCA
  • 得意技:ステルスモードでアジャイルチームに潜り込む
  • 通称:アジャイル好きなQAおやじ
  • 資格:Agile Inspection Leader Maestro, Process Owner Maestro
  • JSTQB : Advanced Level Test Manager

株式会社 匠BusinessPlace 代表取締役社長 萩本 順三

萩本さんの写真

1997年 オブジェクト指向開発方法論Dropを自ら作成して一般公開、開発で活用し始めた頃から自分の天職はメソドロジストであることを強く意識し始め、次はビジネスのメソッドを作ることを考えていました。2000年に仲間と豆蔵を立ち上げ、要求開発方法論(Openthology 0.6)の初版を書き下ろし、その後要求開発アライアンスメンバーと共に書籍「要求開発(日経BP)」にて要求開発方法論(Openthology 1.0)を公開しました。

2008年 新たに匠BusinessPlaceを起業し、要求開発をベースとして、ビジネス企画メソッド「匠メソッド」を作りあげ、価値のデザインから要求を導き出し活動につなげる手法として継続的に進化させ、ビジネス企画、製品企画、業務改革、プロジェクトデザイン、部門デザイン、キャリアデザインなどのコンサルティング・教育活動を通して匠メソッドの活用領域を広げてきました。

3. 価値創造ループによるシステム構築の世界 (16:05〜16:25)

価値創造ループの中で価値の実感・検証を進めながらシステム構築を行う手法について、また、匠Methodを活用して価値・成果へのコミットを行った事例もあわせて紹介します。

登壇者

【ユーザ事例】

担当者が作ったマニアックなエクセルマクロからの脱却 ~福祉用具レンタル・販売に関わる業務負担が半減!~

これまで担当者が作ったエクセルマクロに振り回され、他の担当者がおそるおそる触っていた売上管理に関する台帳。 福祉用具レンタルは、高齢者特有の「入退院」「状態変化」により、商品の変更や休止などの変更が多く、その都度台帳を更新するのに莫大な時間がかかっていました。 また、介護保険制度上、レンタル導入にあたっては様々な法定書類の作成が課されておりそのための時間が多大にかかっていました。 このたび、匠BusinessPlaceの支援によるセールスフォース導入をすることによって、業務を最大限に効率化することに成功しました。 営業スタッフには、「お客様に最適な商品をご紹介する」ことに専念できる環境を整備でき、同時に、売上状況についてもリアルタイムで確認、予実管理にも大きな効果を上げています。

紹介

株式会社カラーズ 代表取締役 田尻 久美子

田尻久美子

大田区訪問介護事業者連絡会 会長

一般社団法人全国介護事業者協議会 理事

IT関連企業でマーケティング、広報を担当。その後、大手在宅介護企業、経営コンサルティング会社等を経て平成23年12月株式会社カラーズを設立。訪問介護、福祉用具販売、住宅改修、訪問美容な各種在宅介護サービスや人材養成事業、法人向けコンサルティングを行う。

介護従事者の専門性向上や業界全体のサービス品質の向上、大田区の地域づくりに注力。

『U-CANのケアマネ実務サポートBOOK(自由国民社)』監修。

株式会社 匠BusinessPlace 執行役員 田中 豊久

田中さんの写真

1999年より未経験ながらIT業界入り。すぐに Java を使った Web アプリケーションシステム開発に従事しました。 徐々に上流工程に向かう中で、上流における要件定義の意味に疑問を感じ始め、当時ブームだったアジャイル開発に傾倒していきました。 その後、実践でアジャイルを行うもなかなか上手く行かなかった頃、要求開発(匠Method)とSalesforceに出会いました。

Salesforceの超高速な開発を見た時、「ついにお客様の課題解決だけに開発の時間を使える時代になった」と感じました。一方で要件定義の今一歩届かないところは匠Methodが明確な答えを示していました。

この2つの手法をミックスすることにより、自分がやりたかったことができるようになると考えました。 2015年に匠BusinessPlaceにJoinして、より一層顧客価値を高めることを考えることができるようになりました。そんな中で「匠Method for Salesforce」をまとめ、現在展開しています。 本日は TMS がまだ産声を上げたころに出会ったお客様とともに、改めてシステム開発ベンダーには何が求められているのか、というところをお話しできればと思います。

〜 休憩 (10分) 〜

4. 事例ローテーション (16:35〜17:55)

自分と会社、顧客そして未来を変える事が出来る匠Method

株式会社信興テクノミスト 滝口政行

滝口さんの写真

株式会社信興テクノミスト システムプロデュース本部 本部長

信興テクノミスト社に入社後、20数年間、メインフレームからオフコン、パソコンまでの様々なシステム開発でのプログラミングからマネージメント、かつ新規事業の顧客開拓や採用まで組織運営全般を統括している。

社内では本部門長として70名強の組織と全社500名の横断としてソフトウエアエンジニアリング調査室長を兼任し生産性向上、10つの新技術研究分科会を立ち上げ、チャレンジメンバ活性化を推進。匠としても師範代を努める。

趣味は神奈川県のスポーツ普及推進委員副会長や80名の神輿会副会長も努め、初夏~晩秋まであちこちで祭礼に参加している。

要求開発にセミナーで出会い、更に匠道場の存在を知り、参加。しかし社内で共感されず1人ぼっちで1年間完全出席する。

1年後、社内を説得しライセンスを全社レベルで購入。 道場や匠メソッドチャレンジコースで培った社内啓蒙する方法で共感する仲間を増やし様々な場面でとにかく使ってみる(営業提案活動、目標管理制度、新規事業立ち上げ、社内勉強会)

そして商流もプライム案件を主に受注する中で様々な課題が露呈され、組織的に活用するために底上げの取組みを実施 (問題解決、ブランド力向上、新SIビジネスモデル、ファシリテーション、社内道場)

今回は匠メソッドの組織的展開と顧客への波及効果、新たな事業モデルに向けての弊社活用事例をご紹介いたします。

匠メソッドを使ったら、サイトのアクセスが8倍になった話

株式会社 ビープラウド 佐藤治夫

佐藤さんの写真

株式会社ビープラウド 代表取締役。Twitter: @haru860

2013年から匠道場に通い、現在師範代四段。

匠メソッドは、自社運営のconnpassや、現在開発中の自社製品の企画や、受託開発の企画フェーズで活用している。

IT系勉強会のBPStudyを主催。2007年9月から毎月開催を続け、2016年9月で109回目の開催を迎える。

IT勉強会支援プラットフォームのconnpass では、サービスの企画に、2014年1月から匠メソッドを採用しています。

2014年1月当時は、競合サイトよりも、ユーザー数やイベント数が少なく、後塵を拝していました。

匠メソッドで企画をした大規模機能をリリースをしたのは、匠メソッド採用から3か月後でした。リリースして1か月でサイトへのアクセスは、いきなり2倍になりました。

そのあとも、サイトへのアクセスは伸び続け、現在では、匠メソッドの採用前から8倍になりました。

匠メソッドを採用して、チームのサービス企画に何が起こったか、サービス開発のプロセスはどのように変わったか、事例を交えて説明します。

覚えたての「匠Method」で、いきなり社内のワークショップを開催!! 〜実施してわかったこと、感じたこと〜

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 堂向正樹

堂向さんの写真

品質生産性技術本部 技術SE部 技術企画担当 スペシャリスト

  • 1980年代(通信アナログ時代):研究所も開発不可能と判断した伝送路の故障箇所推定機能を全国の現場から集まった素人軍団でシステム化
  • 1990年代(通信デジタル時代):沢山のシステムを連携し自動化
  • 2000年代(光アクセス時代):BPM+EAIの専門
  • 2010年代(会社への奉仕):現状の課題「必死に構築したITが企業内で価値発揮していない」「IT構築は単なるコスト競争になっている」を打ち破るITの価値最大化を提供できるSierを目指す。

超上流の重要性を肌で感じ、実践を通じて自前の手法を検討していたが、軸がはっきりしない。 そんな中、「匠Method」に出会い「価値」と言う軸を知った。 覚えたての「匠Method」を使って、無謀にも社内でワークショップを開催。 ワークショップを開催して、実践したこと感じたことを一方的に話します。

匠Methodで「ジョカツ部」をRe-Design!!

インフォテック株式会社 謝花照美

謝花さんの写真

ビジネス企画室 ICTリサーチグループ

20数年前にIT業界に入り、ホスト系やオープン系の開発・設計からマネージメント、 営業、新製品の開発や販促を行い、現在はリサーチ部門でテクノロジのトレンドについての調査や社内の現状分析を行っています。  沖縄県宮古島(伊良部)の出身で毎年3~5回は帰郷しています。

2013年度に女性活躍推進タスクチーム(ジョカツ部)を立ち上げて活動をしていますが、活動の目的が明確でなかったり、「女性活躍とは?」との疑問を感じたりと、なかなかうまく活動出来ていませんでした。そこで今年度は、匠Methodを活用してジョカツ部の活動を見直し、価値のある「ジョカツ部」を目指して取組んでいますので、その取組みの内容を紹介いたします。  

〜 休憩 (10分) 〜

5. パネルディスカッション「ビジネス成功に向けた匠Method活用法」 (18:05〜18:50)

パネリスト
モデレータ

概要

ビジネスを素早く立ち上げ成功させることを継続的に行いたい。これは企業人としての永遠の願いです。 そのためには、今の時代に合ったビジネス企画・実践手法と、それを使いこなせる人材作りが必要とされます。

本パネルでは、匠Methodを使いこなす4名をお招きして、「学び」「変化」「効果」「未来」について語り合っていただくことで、これから匠Method導入を検討されている参加者の方々に、多くのティップスを持ち帰っていただくことを目標とします。

自己紹介

株式会社 ビープラウド 佐藤治夫

上記を参照してください。

株式会社信興テクノミスト 滝口政行

上記を参照してください。

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 濱井和夫

濱井さんの写真

NTTコムウェア エンタープライズビジネス事業本部 事業企画部 PJ支援部門/PMO担当 担当部長・アセッサー

2001年頃、オブジェクト指向開発プロジェクトでRUP、UMLと出会ったものの、その後はオブジェクト指向やモデリングとは無縁の開発プロジェクトでのPM、開発部門の責任者等に従事。2012年頃からモデリングの良さを再認識すると共に、要求開発アライアンス等の社外勉強会へ積極的に参加開始。 2014年6月から、匠道場に「見学者」の立場から参加開始、2015年度に匠道場の運営方法変更に伴い、高崎塾長と共に匠塾の執行部メンバとして匠塾を立上げた。 IIBA日本支部 BABOK@研究会にも所属。 自身とチームの成長を行いながら、お客様と共に価値あるもの創造することを目指し、そしてこの業界の成長にも貢献できると良いなと、考えています。

株式会社 匠BusinessPlace 田中豊久

上記を参照してください。

株式会社 匠BusinessPlace 篠原幸太

篠原さんの写真

ビジネススタートアップイノベーション事業部 部長

SI時代には地図を扱うWebシステムの開発や大規模データベースの構築・運用を得意としていたが、2008年に出会った案件で要件定義から上流の重要性に着目し始める。そんな中匠Methodに出会い、匠道場等で腕を磨いていた。2015年7月より匠BusinessPlaceに入社し、Pardot導入を手掛けながらマーケティングにおける価値創造ループを実践している。

6. 匠BusinessPlace サービス紹介 (18:50~19:00)

【終了後】 懇親会

詳細はこちらをご確認ください。

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