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2016/05/13(金) 09:00 開催
京都府 松ヶ崎

ペーパー・エレクトロニクス “紙でつくる電子機器” – デザイナー・エンジニア向け実践電子工学入門

基本情報

日 時: 2016/05/13(金) 09:00 〜 05/15(日) 18:00
会 場: KYOTO Design Lab デジタルファブリケーションルーム
住 所: 606-8585 京都市左京区松ケ崎橋上町1 京都工芸繊維大学内

イベント内容

ペーパー・エレクトロニクス “紙でつくる電子機器” 

– デザイナー・エンジニア向け実践電子工学入門

昔から、電子回路には硬質で、不浸透性の部品が用いられ、電気製品におけるデザインの可能性の制約になっていました。しかし、近年の物質科学*における進歩によって、柔軟性や浸透性のある素材で、機能的な回路が作れるようになり始めました。こういった進歩が家電製品にどういった影響を与えるのでしょうか?
柔らかい電子機器によって、より官能的な、より詩的なデザインを実現する新たな可能性が生まれるのでしょうか?
また、今までとはまったく異なった技術と、どのように関わっていくことができるのでしょうか?
このワークショップは、デザイナーやエンジニアを対象に、紙や導電性インクを用いながら、柔らかい電子機器についての探求を行います。製図・切る・折る・貼ることを通して、受講者は、デザインと工学との間に存在する知力の壁を取り払い、基礎的な電子部品や電子工学原理について学びます。その後、柔らかい電子機器をテーマに、各自で斬新で面白い可能性や活用法について模索を行います。「ものづくりとテクノロジー」「環境への配慮」の融合が、このワークショップのねらいです。

*電気活性のあるインク、導電糸、スマート材料等

参加要件(最大定員15名):
・ 基礎的な手書き製図・制作・デザインのスキル
・ デジタル加工(2D CAD、イラストレーター、レーザーカッティング、3D印刷)に関する知識があればなお良い。
・ 電子工学の知識は不要
・ 2日目と3日目にはノートパソコンが必要


DAY 1 午前
9.00 受付
9.30 講義:導入講義(ワークショップ概要・目的・スケジュール+テーマ概要)
10.15 クラス演習:導電ペンや電子部品を使って紙の上に、練習用回路をコピーし再設計する。(導電性、電子部品、分極性、スイッチイング、制限についての紹介)
昼食 (12.00)
午後
13.00 チーム演習:午前の演習で学んだことを用いて、三次元のスイッチや回路をデザインする。(いろいろな技術(切る・貼る・折る・レーザーカッティング・3D印刷等)や材料(紙・木材・金属・プラスチック等)を使ってもよい。)
16.00 仮プレゼンテーション/講評:DAY1成果の発表
(宿題:arduino IDEの設置)

DAY 2 午前
9.30 講義:デジタル電子工学入門(テーマ:Arduino)
10.00 クラス演習:紙で自分のミニArduinoの制作について指導を受ける。
11.30 クラス演習:Arduinoとの会話を学ぶ
昼食 (12.00)
午後
13.00 演習:センサーを読む+前日デザインしたスイッチに接続する
15.00 課題:これまで学んだ技術を用いて、柔らかい電子機器の機能的なアプリケーションに向けたコンセプトと作品を制作する。
16.30 個別講評
(宿題:上記課題のつづき)
DAY 3 午後
9.30 作品制作つづき
10.00 個別講評
昼食 (12.00)
午後
13.00 個別講評+トラブルシューティング/デバッギング(必要になる可能性あり)
16.00 最終講評会/講評:ミニ展覧会/ “ショー・アンド・テル”形式* 17.30 片付け
その後 最終作品の短編ビデオクリップを提出(.mp4/.mov、最長1分30秒までで、未編集でも可)


  • 最終作品(実験)は、展示台で見せられるようなものでなければならない。プレゼンテーションはしっかりしたものでなくても構わないが、作動している作品(未作動なものかもしれないが)の紹介があり、またどのようにして作品を作ったのか(使った技術、制作過程でとくに面白い発見があった場合はそれについても)、また目指した応用例やその背景について説明しなければならない。 プレゼンテーション中に作品がうまく動かない場合のためのバックアップとして、プレゼンテーションの前に作動中の作品を動画に残しておくことが望ましい。(電子製品が「本番に弱い」というのは、よくあることなので・・・。)

[講師紹介]
フランク・コークマン
オランダ生まれのアーティスト、またデザイナーで、現代や近未来のテクノロジーによる社会的・経済的・倫理的な影響を紐解くことに関心を持つ。テクノロジーへのアクセスや所有権の問題をテーマに扱い、彼の作品は、物体・インスタレーション・実験器具・シナリオ・写真・動画など、デザインおよび生産についての幅広い解釈を示している。
彼は、英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)において大変優秀な成績でデザインインタラクション修士号を取得、またオランダのアーネム芸術大学(ArtEZ)プロジェクトデザイン学士号も持つ。

2015年にRCAを卒業して以来、彼の多くの作品が批評家たちから絶賛され、世界中で展示されている。
現在、京都工芸繊維大学KYOTO Design Labのデザインアソシエートとして活動中である。

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