技術者でない啓発担当者のための、サイバーセキュリティ集中トレーニング<Hackademy>

2016/04/25(月)14:00 〜 2016/04/27(水)18:00 開催
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イベント内容

■ 本講座は、社会のサイバー被害の急増への対応を根本的に進めるためのエキスパートによる「サイバーセキュリティ教育プロジェクト Hackademy Project 」のプログラムです。

■ 講座のシラバス

1日目:4月25日 14:00-18:00 UNIT1 サイバースペースの現状を把握する(最新事情、事件の裏側を知る) UNIT2 個人レベルのダメージ対策・対応(利用者の視点) UNIT3 ビジネスインパクトと対策(業務担当者の視点) UNIT4 セキュリティ原則と、それに対する攻撃者の動機・手口(攻撃者の視点)

2日目:4月27日 14:00-18:00(会場は同じです)

UNIT5 サービスづくり・調達のポイント(調達担当、ベンダーの視点) UNIT6 仕組みと役割・コンプライアンスのポイント(社会の視点) UNIT7 ビジネスイネーブラーとしての視点とアクティビティ(業務推進者の視点) 詳細は:https://www.asteriskresearch.com/7-cybersecurity-skills/

講義とともにワークセッションを行います。また、資料はパワーポイント形式で提供され、受講者はその後、自由に加工して利用できます。自分はもちろんのこと周辺の方々にもメリットをもたらすことができます。

背景

新年度が始まりました。新しい部署への異動、まだトレーニングを十分に受けていない新入社員の配属、新たな情報資産の取り扱いなど、新年度はさまざまな業務が一気に集中します。特に4月から6月は業務負荷が倍増します。サイバーセキュリティリスクが高まるのも、まさにこの時期。貴社のビジネスにしっかりとした対応と対策の基盤を据えるのは、ビジネスのリーダーである皆様の大切な役目です。 そこで、忙しい皆様のために、特別講座をご用意しました。

特にゴールデンウィークサイバーセキュリティ・リスクが高まることには理由があります。日本年金機構のマルウェア感染もこの時期です。ビジネス提供者も閲覧者も、ウィルス感染、盗聴、情報漏洩のリスクが高まるだけの条件がそろっているからでしょう。

多くの組織でシステム運用関連業務が停止する。 パソコンのソフトウェア・アップデートができない。 多くの従業員は旅行先などでいつもと異なる場所でパソコン、スマホなどでインターネットを利用する。 休み確保のため、前後の日程において、いつもより業務に追われる 休み明けの、悪意のあるものを含む新規メールの大量受信 カード購買、サービス利用などが多くなる 有事に緊急対応できる人に連絡がつきにくくなる

「サイバーセキュリティ・スキル」とは、リアルとバーチャルが連動するサイバー空間について正しく理解し、それに基づいて適切に適切な対応をすることです。この講座は、7つのユニットを講義とワークセッションで扱い、把握し、ビジネスを守るためのコミュニケーション、すなわち伝える力を養成します。この講座では、特に大至急チェックすべき、すぐに利用できるリストと、その伝え方を共有します。 本講座の対象

技術者でない方にこそ受講していただきたい講座です。技術的な情報をわかりやすく解説します。 技術者でも、技術が関連するコミュニケーションを習得できます。

 社内・団体内のナレッジをケアする必要のある、人事や研修の担当者  企業・団体の経営幹部あるいはその助言を担当する方  IT関係を取り扱う助言者、コンサルタント  セキュリティ関連、IT経営支援関連資格を取得する計画のある方 * 技術スキルを踏まえたキャリアアップのためのスキル強化

講師

Hackademy の岡田良太郎が担当いたします。また、インタビューセッションとしてスペシャリストのゲストを交え、ワークショップを行います。Hackademyプロジェクトから、「もしも社長がセキュリティ対策を聞いてきたら」の著者、蔵本 雄一さんがゲスト参加します。

講師:岡田良太郎

アスタリスク・リサーチ Executive Researcher、BBT大学非常勤講師、日本CISO協会アドバイザ、OWASP Japan Leader、WASForum Hardening Project オーガナイザ、CISA, MBA

ビジネス活動にセキュリティを実現するコンセプト “Enabling Security” を掲げ、技術とビジネスの両方の視点からリサーチ・コンサルティングに従事している。また、IPA 10大脅威選考委員、総務省CYDER分科会委員を務める。企業や組織の壁を超えたオープンなプロジェクトにも積極的に活動を展開しており、2014年にThe OWASP Foundationより “Best Chapter Leader” を受賞。2016年3月に衆議院会館で開催された「サイバーセキュリティx経営シンポジウム」においてチェアを務めた。

ゲスト:蔵本 雄一

筑波大学非常勤講師、日本CISO協会主任研究員、公認情報セキュリティ監査人、CISSP

プログラミング、侵入テスト、セキュリティ監査、セキュリティマネジメント等、セキュリティ対策の上流から下流工程まで幅広くカバーした活動を行っている。技術面では運用管理やインフラ、非技術面では営業やマーケティングといったセキュリティ以外の自身の経験をセキュリティの専門知識と混ぜ合わせる事で、非セキュリティ専門家へセキュリティを分かりやすく伝える事を重要視している。また、近年では経営層に対してセキュリティ対策を分かりやすく伝えるためのメソッドについても普及活動を行っている。 【著書】「もしも社長がセキュリティ対策を聞いてきたら」 日経BP社

FAQ ー よく尋ねられること

Q. 技術は詳しくないですが、大丈夫でしょうか。また、どんな方が来られていますか? A. 教育研修、人事、法務、営業、NPO/NGOの職員、フリーランス、またCSIRTに配属された技術者でない方など、さまざまです。技術者でも、新しい資格へのチャレンジのためにお越しになる方もおられます。講義は、パソコンあるいはスマートフォンを用いて、あるいは仕事でインターネットを使うことに慣れておられる方なら、普通に理解することができます。

Q. 楽しいですか? A. はい、4人一組(目安)で、和気藹々とディスカッションする機会もあり、自分の理解を深められます。他社や、業種の異なる方々のとらえかたからも、多くを学ぶことができます。

Q. サイバー犯罪を学ぶのは怖い? A. ご安心ください。サイバーセキュリティを理解することで背筋の伸びる経験はしますが、決して怖くありません。内容や提供方法は工夫されています。

Q. 請求書ベースでの参加を希望したいのですが。 A. 法人の方に限り承っています。お早めに edu@rsrch.jp までメールでお問い合わせください。

Q. これまでの受講者の感想は? A. 「こんなに楽しいとは知らなかった」「あっという間に終わった。もっと学びたい」「自身の知識だけでなく、他の人に伝えるコツがわかった」「常識だと思っていたことが違っていた!」「ワークセッションが有意義だった」「飽きない」「わかりやすい」「4人1組のグループワークがよかった」「雰囲気がよかった」

お申し込みは、お早めに! 本サイトあるいは E-mailにて、お申し込みください。 E-mail: edu@rsrch.jp まで お問い合わせは:株式会社アスタリスク・リサーチ TEL: 03-6380-9133

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