Linux Kernel Library: 再利用可能なモノリシックカーネル

2016/04/12(火)18:00 〜 19:00 開催
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イベント内容

概要

ここ数十年 UNIX ベースのオペレーティングシステムのカーネルは、モノリシックカーネルと呼ばれる形態にて、性能・機能の両要件を満たすように進化し続けてきた。このソフトウェアは、一般的に C言語で記述され、運が良ければ移植可能なプログラムであるにも関わらず、その成熟したソフトウェアの用途はカーネル空間での動作という一点に制限されている。

これらの制約を取り除く目的で、NetBSD の rump kernel の様にモノリシックカーネルのコード (i.e., ドライバー)をライブラリとして構成し、様々な用途で再利用可能なソフトウェアを実現できる、anykernel という仕組みが提案されている。

本セミナーでは、Linux カーネルを題材とし、Linux LibOS プロジェクトと Linux Kernel Library (LKL) プロジェクトにて設計・開発されている、anykernel の一例を紹介する。anykernel 構築に必要な具材と、それによって実現されたアプリケーションを紹介する事で、anykernel の可能性、現状抱えている課題等をレビューする。

話者

田崎 創 (IIJイノベーションインスティテュート)

日時

  • 2016年4月12日(火) 18:00 (17:45 開場予定、19:00頃終了予定)

場所

会場について

受付

  • 入館には受付が必要になります。飯田橋グラン・ブルーム2階受付階に専用窓口を開設しますので、スタッフにお声がけください。受付開始は17:45を予定しています。
  • 遅れて到着された場合、窓口にスタッフがいないことがあります。受付に電話番号を記載した案内板を置いておきますので、電話にてご連絡ください。

退場

  • お帰りの際にカードキーを回収します。受付でお渡ししたカードキーを会議室出口に待機しているスタッフにご返却くださるようお願いします。

注意事項

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