MaxwellとJava、C#のためのCUDA

2016/01/27(水)13:00 〜 17:20 開催
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イベント内容

概要

CUDAは、NVIDIAが提供するGPU上の汎用並列演算環境であり、広く認知されています。 CUDAは、C/C++、Fortranを利用したスーパーコンピューティングにおける活用に始まりましたが、現在では、画像処理、信号処理、そして、ディープラーニングと、より広い分野に対して応用され、より多くのプログラミング言語で利用されるようになっています。

今回のCUDAセミナーは、プログラミング言語として、JavaとC#にフォーカスします。データセンター上で確固たる地位を持つJava、業務用アプリケーションで広く利用されるC#、この二つのプログラミング言語は、残念ながら、直接、CUDAをサポートしていません。しかし、オープンソースライブラリやネイティブバインディングを利用することで、これらの言語でも、CUDA、そして、GPUが持つ高いパフォーマンスを活用することができます。

CUDA初学者の皆様のためには、セミナーの最初に、CUDA入門のセッションを準備しました。CUDAに関する予備知識をお持ちでない方も、CUDAの基本的な概念を理解したうえで、セッションを聞き進めていただくことができます。 また、NVIDIAの最新GPUアーキテクチャであるMaxwellについても、CUDAプログラミングの観点から紹介します。Maxwellの特性をご理解いただくとともに、利用に関するTIPSなども提供させていただく予定です。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

スケジュール

※スケジュールは予告なく変更する可能性があります。

時間 内容 発表者
13:00-14:20 【CUDAプログラミング入門】 概要:このチュートリアルでは、これからCUDAプログラミングを始める皆様にむけて、GPUのハードウェアアーキテクチャと、これに対応するCUDAプログラミングモデルについて概説します。また、簡単な画像処理のサンプルを例に、Windows環境におけるCUDA C/C++を用いたアプリケーションの開発方法について、デバッグ・プロファイルの仕方も含めて説明します。 菱洋エレクトロ株式会社 IS推進部 CUDA エンジニア 石井 琢人
14:20-14:30 休憩
14:30-15:50 【MaxwellとJava CUDA プログラミング】 概要:NVIDIAの最新GPUアーキテクチャであるMaxwellは、前世代のKeplerに比べても、より低い消費電力で、高い性能を発揮します。前半では、Keplerとの比較を含め、CUDAプログラミングの観点から、Maxwell GPUの活用法について、説明します。後半では、JavaからCUDAを使用する方法について紹介します。今回は、定評のあるCUDA・JavaバインディングであるJcudaを用い、Javaのサンプルプログラムを、CUDA上で動作させるまでを、手順を追って、紹介します。題材として、大きなテキストからの文字列検索を予定しています。 エヌビディア合同会社 プラットフォームビジネス本部 シニアCUDAエンジニア 森野慎也
15:50-16:00 休憩
16:00-17:20 【C#, C/CLI と CUDAによる画像処理ことはじめ】 概要:C#はWindowsアプリケーション実装の中核となる.NET-languageです。このセッションでは C/CLIを使って managed(C#) と native(C/C++) 間を仲介させることで、 CopenCVでカメラ画像をキャプチャし / CUDA によるグレイスケール変換,Sobelフィルタを施して / C#(WPF)上に配置したコントロールに描画する簡単なサンプルを、デモをまじえて解説します。 エヌビディアCUDAアンバサダー επιστημη (えぴすてーめー)

注意事項

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