O3プロジェクト・SDN技術セミナー&ハンズオン #2 大阪

2015/12/20(日)10:00 〜 17:30 開催
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イベント内容

O3プロジェクト・SDN技術セミナー&ハンズオン

開催趣旨

SDNの広域ネットワークへの展開を目指して、総務省の支援の下、2013年にス タートした共同研究開発プロジェクト『O3(オースリー)プロジェクト』の成 果、Lagopus、ODENOS、MLOなどがオープンソースソフトウェアとして公開されて います。  今回、開発者自らがこれらの解説並びに、インストール方法、簡単な使い方に ついて説明する会を開かせていただきます。参加者の皆様には、ご自身のPCをご 準備いただき、それに環境を構築する形で実習をしていただきます。最先端の研 究成果に触れる貴重な機会ですので、若手のエンジニア、研究者、学生の皆様に 多数ご参加いただければ幸いです。

Lagopus:市販のx86サーバやPCで動作するOpenFlow1.3準拠のスイッチです。高 速、高機能を特徴としており、プロジェクトの中では最初にOSS化されました。 先のInterop Tokyo 2015ではShowNetでSDN-IXの一部として利用され、大規模展 示会のバックボーンを支え、SDI部門の特別賞も受賞しました。今回の実習で は、DPDKやSDNコントローラのRyuと一緒にインストールを行い、簡単な操作を体 験していただきます。

ODENOS:複数のネットワークを統合管理制御するネットワークオーケストレー タを作成するためのフレームワークです。ODENOSは、イーサネットから、無線、 光伝送ネットワークまでを統一的に扱うために、ネットワーク装置やネットワー ク操作を抽象化した抽象モデルを提供しています。抽象モデルを用いることで、 広域ネットワークで特徴的なマルチレイヤ・マルチドメイン(管理)・マルチ ネットワーク(種別)環境を統一的に制御することができます。今回の実習で は、ODENOSのセットアップから、ODENOSを利用した簡単なネットワーク制御まで を体験していただきます。

MLO:複数のSDNコントローラを連携制御することにより、サービス要件(帯 域、遅延)を満たす仮想パスを自動設定する、マルチレイヤオーケストレータで す。SDNコントローラとしてRYUを、ソフトスイッチとしてLagopusをDockerコン テナ上で動作させており、GUI画面からエミュレータ上で動作するMPLSやVLANス イッチを実際に操作することができます。今回の実習では、上記の「MLO-NET」 とそれを制御する 「MLO-GUI」アプリをインストールして頂き、キャリアSDN ネットワーク技術を習得して頂きます。

ハンズオン持ち物

  • Note PC or Server
    • CPU: Intel Xeon E5, E3, Core i7,i5, i3, Atom
    • OS: Ubuntu Desktop x64 >= 14.04
    • Memory: >= 3GB
    • Storage: >= 10GB
    • VM上にインストール場合にはVMware系

※ 会場にて無線ネットワークを提供予定

スケジュール

時間 内容
10:00~ 開場
10:20~10:30 ご挨拶・概要説明
10:30~11:30 O3&CKP合同セミナー:SDNの特徴と可能性、O3プロジェクトについて
11:30~12:30 昼食
12:30~13:55 Lagopusハンズオン(NTT)
14:00~15:25 ODENOSハンズオン(NEC)
15:30~16:55 MLOハンズオン(日立)
17:00~17:20 質疑応答・意見交換・閉会
17:30~ 懇親会

Webページ

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