Lispインタープリター勉強会
イベント内容
「プログラマーなら一度はLispを作る」
という言葉は有名です。ですが、実際に作ったことがある人はあまり居ないようです。理由として「このような技術は実務には関係ない」とか、「作ろうと思っても、簡単に実現可能なほど、まとまった情報が無い」などが考えられます。
この勉強会では、プログラミング言語としてJavaScriptを用い、実際に動作する、古風で小さなLispインタープリターを、段階を追って作成します。
JavaScriptによるLispインタープリターの実装は、最初は22行で実装した四則演算インタープリターの説明から開始します。最終的にはLispのマクロをサポートした、147行のLispインタープリターに育て上げます。
なお、Lisp言語を知らない人も多いと思われますので、そのような方向けに、Lisp言語の非常に基本的な部分から説明したいと思いますので、ご安心ください。
Lisp言語の全機能を網羅することはしませんが、この勉強会に参加すれば、Lispインタープリターがどのように動作しているのか、なんとなく分かった状態になることを目指しています。そして、それが分かれば、プログラミング言語を見る目が少し変わると思います。
■ 講師 : 近棟稔(ちかむねみのる) プロフィール
学生時代はAIとオブジェクト指向に興味を持っていました。現在好きなプログラミング言語を順に書くと、Clojure, Python, JavaScript, Javaです。オブジェクト指向的に面白かった仕事は、顧客の要請でHibernateライクなO-Rマッパーを自作したことで、AI的に面白い仕事は、現在開発中の生産計画システムです。AIに関しては現在も興味を持ち続けています。気がつけば四十路を過ぎましたが、今でも毎日会社でコードを書いています。
■ 場所
東京都中央区晴海 1-8-10 トリトンスクエア タワーX 14F (大江戸線勝どき駅から徒歩10分)
■ アジェンダ(予定)
- 今回説明するLispインタープリターの由来
- 四則演算インタープリターの全体像
- 四則演算インタープリターに条件分岐「if」を導入
- 四則演算インタープリターに逐次実行「do」を導入
- 定数をプログラムから作成可能にする
- 関数をプログラムから作成可能にする
- 関数内の変数を「ローカル」にする
- プログラムの変換・生成のためにマクロを導入
- JavaScriptの配列表現をやめ、文字列表現へ など
■ 持ち物他
- 筆記用具とインターネットに接続できるノートPC(インタープリターのソースコードを配布し、パソコンにchromeを入れて動作確認をしていただきます)を持参してください。
- 参加費は無料です。
- 服装は自由です。
- 当勉強会はウルシステムズの社内勉強会を一般公開するものです。一部ウルシステムズの社員も参加しますのでご了承ください。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。