佐藤詳悟×佐渡島庸平×古川健介×宇野常寛×【司会】高宮慎一 「クリエイティブの生存条件」

2015/04/07(火)19:00 〜 21:00 開催
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イベント内容

▼概要
今メディアビジネスの争いが熾烈だ。SmartNews・Gunosy・NewsPicks といったニュースキュレーションメディアから、マンガボックス・comico などマンガアプリ、Amazon Kindle・楽天Koboの電子書籍、YouTubeとニコニコ動画、流行りのバイラルメディアまで、それぞれの領域で主導権を握るための競争が始まっている。問題は、そのすべてがプラットフォーム側の争いだという点だ。ひとたび覇権を握ったプラットフォーム側が料率を下げれば、苦しむのは創り手(クリエイター)でありコンテンツ提供者(パブリッシャー)である。

本イベントはネット以降、コンテンツそのもの(本/CD/DVD等)の価格が下がり続けるなか、クリエイターやパブリッシャーがどう生き残るべきか、激変するメディアビジネスを見通すためのトークイベントだ。音楽業界を中心にモノ(CD等)からコト(ライブ体験等)へマネタイズの中心が移るなか、本当にモノ自体に価値は発生しないのだろうか?

今回の渋谷セカンドステージも出演者は多彩だ。大手出版社出身ながら作家エージェントに未来を見出したコルクの佐渡島庸平氏、同じく大手芸能プロダクションから「ヒト」にかけて起業したQREATOR AGENTの佐藤詳悟氏、暮らしのレシピをコンセプトに自らメディアを立ち上げて運用するnanapiの古川健介(けんすう)氏、そしてPLANETS編集長の宇野常寛の4名である。司会にはマネタイズのビジネスモデルを見極めるプロであるグロービズの高宮慎一氏を迎えた。新聞、テレビ、ラジオ、出版、ネットなどすべてのメディア産業に携わる者、クリエイターやパブリッシャーが知っておくべきメディアビジネスの未来を縦横無尽に語り尽くす。


▼出演者(敬称略)

佐藤詳悟(QREATOR AGENT代表)
佐渡島庸平(コルク代表)
古川健介(nanapi 代表)
宇野常寛(評論家、PLANETS 編集長)
【司会】高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー/CSO)

▼スケジュール

4月7日(火) 18:30 open / 19:00 start

▼会場

渋谷ヒカリエ 8階 8/01/COURT(渋谷駅 直結)
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1

▼チケット

一般: ¥3,000
PLANETSチャンネル会員特別割引: ¥2,500
一般+『PLANETS vol.9』1冊(3/27迄早期割引): ¥3,500
PLANETSチャンネル会員+『PLANETS vol.9』1冊(3/27迄早期割引): ¥3,000

※PLANETSチャンネル会員(月額864円)になると、平日ほぼ毎日様々なジャンルのメルマガが届き、月10本程度の生放送、過去のイベントのアーカイブ動画も見放題です!
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▼LIVE中継

イベントに参加できない方へ、同時放送があります。
(※イベントの一部、PLANETSチャンネル会員限定の視聴となります)

▼出演者/司会者プロフィール

佐藤詳悟(さとう・しょうご)
株式会社QREATOR AGENT 代表取締役。1983年生まれ。2005年に吉本興業に入社しナインティナインやロンドンブーツ1号2号、COWCOW、ロバートなどのマネージャーを歴任。パパ芸人のプロジェクト「パパパーク」や小学生向けのワークショップスクール「笑楽校」など様々なプロジェクトをプロデュース。番組、広告、イベント、WEBなど幅広くエンターテインメントのプロデュースに関わる。2015年1月にQREATORの総合営業代理店「(株)QREATOR AGENT」を創業。www.qreatoragent.jp

佐渡島庸平(さどしま・ようへい)
株式会社コルク代表取締役社長。2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在、『オチビサン』『鼻下長紳士回顧録』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『テンプリズム』(曽田正人)、『インベスターZ』(三田紀房)、『ダムの日』(羽賀翔一)の編集に携わっている。

古川健介(ふるかわ・けんすけ)
株式会社nanapi代表取締役。1981年6月2日生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2000年に学生コミュニティであるミルクカフェを立ち上げ、月間1000万pvの大手サイトに成長させる。2004年、レンタル掲示板を運営する株式会社メディアクリップの代表取締役社長に就任。翌年、株式会社ライブドアにしたらばJBBSを事業譲渡後、同社にてCGM事業の立ち上げを担当。2006年、株式会社リクルートに入社、事業開発室にて新規事業立ち上げを担当。2009年6月リクルートを退職し、Howtoサイト「nanapi」を運営する株式会社ロケットスタート(現・株式会社nanapi)代表取締役に就任、現在に至る。

宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年、青森県生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。

【司会】高宮慎一(たかみや・しんいち)
パートナー/Chief Strategy Officer グロービス・キャピタル・パートナーズ。
グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)ではコンシューマー・インターネット領域の投資を担当。投資先に対してハンズ・オンでの戦略策定、経営の仕組化、組織造り、国内外の事業開発の支援を実施。GCP参画前は、戦略コンサルティング会社アーサー・D・リトルに て、プロジェクト・リーダーとしてITサービス企業に対する事業戦略、新規事業戦略、イノベーション戦略立案などを主導。東京大学経済学部卒(卒論特選論文受賞)、ハーバード大学経営大学院MBA(二年次優秀賞)。
実績/支援先:アイスタイル(東証3660)、オークファン(東証3674)、カヤック(東証3904)、しまうまプリントシステム(CCCにより買収)、ナナピ(KDDIにより買収)などの成長を支援。現在ビーバー、ピクスタ、ビヨンド、メルカリ、ランサーズなどで社外役員を務める。
Twitter: @s1kun https://twitter.com/s1kun
ブログ:View of The World - ベンチャーキャピタリストの世界の見方 http://www.takamiya.vc/
連載: 起業の戦略論 http://diamond.jp/category/kigyounosenryakuron


▼参考:『PLANETS vol.9(特集:東京2020)』について

『PLANETS vol.9』宇野常寛責任編集 発行:第二次惑星開発委員会
2014年1月31日発売 B5変型 本体1,400円+税 272ページ(フルカラー)

概要:
皆さんは、昨年決定した東京オリンピックについて、どんな印象を持っているでしょうか。特に年長者の人には、日本経済を活性化させるカンフル剤になることを期待する人も多いようです。しかし一方で、若い人の中には「そんなので上手く行くわけないよ」と冷めた感想を漏らす人も決して少なくありません。 実際には、歴史的に見ても、オリンピックは常に国家の大計や経済の活性化に大きな影響を与えてきたものです。実際、昭和の東京オリンピックを境に戦後の日本は大きく変化していきました。それなのに、どうして人々はそんなに冷めているのでしょうか。それは、人々が2020年のオリンピックを「新しい日本を作り出すキッカケになる」なんて、今やまったく期待していないからではないでしょうか。 どうせ「昭和の日本を取り戻せ」と言わんばかりに、古い日本の体制を温存するべくお金がじゃぶじゃぶ使われるだけなんでしょ――と。きっとこれを読んでいるあなたも、そうではないかと思います。しかし、それは確実に6年後にやってきます。既に水面下では、日本経済、地方と中央の政治、都市開発、娯楽文化……あらゆるものがオリンピックを中心にして歯車が動き始めました。 この状況に、私たちは声を上げたいと思います。日本が6年後に確実に国際的に置かれている状況や、Twitterやニコニコ動画などのネットサービスを子供の頃から使ってきた新世代の社会的台頭、そうした社会の変化を踏まえて、全く新しい、本当に私たちが求める「2020年”から”始まる日本の将来ビジョン」を世の中へと発信して、問いかけたいと思います。

▼「Hikarie +PLANETS 渋谷セカンドステージ」について

このプロジェクトは、東急電鉄・渋谷ヒカリエとPLANETS(主宰・宇野常寛)の共同で運営されています。きっかけは渋谷ヒカリエで行われた「TEDxTokyo」での評論家・宇野常寛のプレゼンでした。「「2020年に向けて生まれ変わる渋谷に、クリエイティブな人や活動がますます集まってほしい」と考えている東急と「インターネット以降の東京で、街に文化は生まれるのか?」と問う宇野常寛。この一見して矛盾しているように見えるコラボレーションは「渋谷をインターネット以降の若い感性を持った人たちの、新しいリアルな回路として位置づければ、そこから文化は生まれるのではないか」という仮説へと発展しました。渋谷という場だからこそ、今までにない新しい文化のメッセージを発信することで、クリエイティブな人や活動が集まり、アップデートされたコンテンツを生むことができるはずだ。今回のプロジェクトでは、渋谷からの情報発信により新たな文化コミュニティの形成を目指し、“2020年の渋谷”を考えていきます。

▼PLANETSについて

評論家・宇野常寛の主宰する企画ユニット 「第二次惑星開発委員会」による総合誌です。 文学・思想から、映画、音楽、アニメ、TVドラマなど現代日本のカルチャーを網羅的に紹介・批評するメディアです。メールマガジン「ほぼ日刊惑星開発委員会」の運営や、定期的なイベントの開催により、ファンコミュニティの育成にも注力しています。


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